高木ゼミ小学部の授業が大きく変わります
3月に開講した駿英会や中学部に続いて、今日から小学部、進学個別Winそして高校部の新学期授業が始まりました。
高木ゼミ小学部の授業は、今春より大きく変わります。
高木ゼミ小学部親子英語体験の様子(3月実施)
古い話ですが、我が家の英語教育について思い出します。教育熱心とは言えない親ですから、子どもが幼いころから英語に触れさせるなんていう腹は毛頭ありませんでした。
中学校からちゃんとやれば大丈夫
と自分の経験をもとに判断して、特に何もさせていませんでした。
そんな中、小5になった娘の小学校での英語学習が始まったのです。なんと、アルファベットの勉強の後に習ったのが道案内の英文だったのです。
我が子はすでに忘れてしまったようですが、私自身は鮮明に覚えています。
Excuse me, but could you tell me the way to the library? …
英文の下には、たどたどしい字で「イクスキューズミー、バックッドユーテルミダウエイ…」。担任の先生は、「日常で使える英語」という発想から、このスキットを覚えさせようとしたのでしょうが…。子ども曰く「(授業時間中)何をしているのかわからなかった。英語は『嫌い!』」と。もう10年も前の話です。
当時は、小学校から英語に親しむことが必要だっていう掛け声だけで、(保護者としては)内容が伴っているようには思われませんでした。
今、小学校の英語学習については、取り組みが大きく変わろうとしています。
それは、2018年から『教科』になる――つまり通知表に評価がつく――こともそうなんですが、「聞く・話す・読む・書く」4技能全般にわたって英語を使えるようにすることを今までとは比べ物にならないくらい本腰で目指している点です。
中3での全国学力状況調査の一環として30語程度の英文づくりが採用されるとか、大学入試に英語4技能を測る外部テストを導入するなどの報道からも覗い知ることができます。
小学英語は体育などの実技系科目と同じだと思います。実際に使うことに重きが置かれて当然です。ただし、やみくもに走る訓練をすれば足が速くなるわけでもありません。走るための訓練をどのような順序で行うのか、また速く走るための論理も必要です。
小学英語は、4技能全般にわたってまずはやってみることが中心です(宿題も、聞く・話す・読む・書く、すべてにわたって出します!)が、「何を」「どのような順序で」「どんな理由」で行うのかを明らかにしながら進めていきたいと思っています。
村上先生より