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落語

テレビで久しぶりに落語を見ました。
昨年亡くなった立川談志の「つるつる」。談志の演じる「つるつる」は初めてでした。
まあ、談志といえば『芝浜』ということなんでしょうが、仕入れた噺は百をくだらないとそうですから、初めて聞くことになる噺は山ほどあります。

この落語は幇間(ほうかん: たいこもち、男芸者)の一八の悲しい(?)失恋話なのですが、自分の覚えていた「つるつる」とはさげが違うんです。
「あれ?」と思って調べてみました。
この噺のさげは、一八が自分の着物脱ぎ、それを縄にして二階から「つるつる」と降りて、周りの人から「なんだそのざまは」
それに対して、一八が「井戸替えの夢をみました」

まったく違いました。談志の噺では、しくじった一八を旦那が恋の仲立ちをしますよ、で終わります。頭を「つるつる」に剃って。

『井戸替え』という仕事がどんなものかが現代の客に分からないから改作したというのではないと思います。枕で振って噺にはいることだってできます。
改作の意図は分かりませんが、失敗した一八の表情や仕草を演じている談志をじっくり見ているうちに、それは自分の創り出した登場人物への愛ではないかなと思いました。
弱さを持っていながらも、どうにか幸せに暮らしたいと人々の思いを大切にしたいと、改作したのではないかなと感じています。
こんなに大きく話を変えるのかと驚きました。

落語、面白いです。

村上先生より
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Author:高木のせんせい
知多市、常滑市に校舎展開をしている進学塾高木ゼミのブログです。
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