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137億年

日曜日の夕方、『137億年の物語』というテレビ番組が始まりました。某長長寿アニメの裏番組で、子ども向けに歴史を易しく説いています。
これは“What on Earth Happened”という歴史の本 ――宇宙誕生から137億年、ビッグバンから現代までの概観したもので邦訳もあります―― を底本としてつくられている番組です。
先日の番組は直立二足歩行に関するものでした。

番組を子どもと見ていた私は、「ああ、ルーシーの話だな」と。
子どもは、「ルーシーって誰?」。
アフリカで発見された猿人の化石につけられた名前だという話を子どもたちにしていると、果たして、画面にルーシーの復元モデルが登場。気候が乾燥し、ジャングルが草原となり必要に応じて直立二足歩行を始めたアウストラロピテクス…。私がいま話したのと同じことをテレビでも話しています。
父親としての体面を保つことができた、などと思いながらテレビを見ていると……。

ルーシーよりも100万年以上前に直立二足歩行をしていた猿人 ――ラミドゥス猿人―― の話になります。彼らは直立二足歩行をしていたにも関わらず、足で物を掴むことができることなどから「ジャングル」で暮らしていたと推測できる…
 ( おいおい、草原になったから二足歩行じゃないんかい! )

これは父親の沽券に関わると思いながら、子どもの様子をうかがうと、特に気にする風でもなしにテレビを見ています。私自身も、じゃあなぜ直立二足歩行なんだろう、、、と番組に入り込んでいました。
直立二足歩行を行うようになった理由についての定説はないとのことですが、様々な要因が絡み合って直立二足歩行となったと考えられているようです。
 (ジャングルの消滅) → (二足歩行)
なんて短絡的なものではないんですね。自らの短絡的な思考を戒めながらテレビを見終わりました。

後日談
「宇宙の誕生から『138』億年じゃないの」と子ども。件の番組のことです。
調べてみると、最近の研究から宇宙誕生は138億年前まで遡ることができるそうです。

日々の生活の中に、たくさんの発見があります。

村上先生より

恩師からいただいた言葉

古い写真を整理していた時、ある一枚が目にとまりました。
高校時代の恩師と一緒に写っているものです。今でも、とても尊敬している先生です。
懐かしく眺めていると、その裏にはこう書かれていました。

“ 重要なのは、行為そのものであって結果ではない。
その行為が実を結ぶかどうかは、自分でどうなるものでなく、生きているうちに分かるとも限らない。
だから、今は自分の正しいと信ずることを行いなさい。
結果がどう出るにせよ、何もせねば、何の結果もないのだから。 ”
いつか、この戒めの本当の意味がわかるはずだ。頑張れ!


年月を経た今でも、まだ『本当の意味』は分かりません。
ただ、どことなく、ぼんやりと「こういうこと?」という『感覚』は芽生えてきました。
『本当の意味』を、言葉で説明することができるくらい理解できたのなら、
どんな世界が見えるのだろう……   いつになったら分かるのだろう……

ここ数日、ずっとそんなことを考えています。

井元先生より

読む理科講座【光の色②】

前回に引き続き、光の色です。
楽しい分野ですよ。お付き合いくださいね。

小さい頃、シャボン玉を作って遊んだことはありますよね。

あのシャボン玉の表面は何色と言えばよいのか、表現の難しい複雑な色になっていて、子供たちの心を不思議な世界へと誘ってくれます。

あれはなぜでしょうか。

物理学的に説明すると、蛍光灯(白色)の光がシャボン玉の表面(膜)に当たって、とても薄い膜内で反射して見えるのです。白色(6色)がシャボン玉へ進み、その反射して見えた単色光が例えば紫色と橙色としましょう。
すると私たちの目に見えるシャボン玉の表面の色は紫色と橙色の混ざった色として見えます。
実際のシャボン玉では、膜の厚みが常に変化しています。ですから、虹のようなシマ模様がぐるぐる動いて見えるのです。

コップや窓ガラスに当たった光が反射する方向を見ると、たまに虹色になって見えた経験はありませんか。

この現象に興味があれば高校物理の世界を覗いてみてくださいね。


理科担当者

この「しかし」とあの「しかし」

「彼はまた馭者台を飛び下りてみた。これで三度目だ。十二三の少女が頬を真っ赤に上気させてすたすた歩いている。肩で刻むように息をしながら眼がきらきら光っている。しかし彼女は桃色の洋服を着ている。靴下が足首のあたりまでずり落ちてしまっている。そして靴を履いていない。」

今週の中2国語の授業で、川端康成の「超」短編『夏の靴』を読みました。テキストでは問題になっていませんでしたが、興味があったのでこんな質問をしました。

―なぜここで「しかし」が使われているんだろう?

子どもたちの反応は、案の定、
     「たしかに…、でも…???」

そこで、
―じゃあ、この「しかし」って、だれのコトバだろう?
     「え?作者でしょ??」


<彼は大食漢だ。しかし彼はやせている。>のように、
「しかし」の前後は、逆の事柄でなければならない。
子どもたちが学校で教わる「しかし」はこんな「しかし」です。

「しかし」、小説を読むためには、
学校では教えてくれないコトバの使い方をどれだけ知っているか、
日ごろからコトバに耳を澄まし、「?」ときたら即座に辞書を引く習慣を身につけているか、
それが大切になってきます。

―落語や漫才のはじまりで、「しかしまぁ…」って聞いたことない?
     「???」
―『探偵ナイトスクープ』ってテレビ番組で、桂小枝が必ず「しかしまぁなんですなぁ…」ってセリフから話を始めるんだけど…
     「そうだっけ??」


これは、「しかしまぁなんですなぁ…」の「しかし」です。
<日常会話でよく用いられるもので、それまで述べてきたことをそれとなく受けて、話題を転じるときに使う>「しかし」。
たとえば、「しかしまあ、よく降りますねぇ…」の「しかし」です。

で、冒頭の引用に戻ると…
「~下りてみた。」のあと、「~三度目だ。~歩いている。~光っている。~着ている。~ずり落ちてしまっている。~履いていない。」はすべて、語り手が使う過去形ではなく、現在形の描写です。そのなかに「しかしまぁなんですなぁ…のしかし」がある。
つまりこれは、馭者の勘三が<いま>眼にしている光景であって、語り手が発するあらたまったコトバではなく、勘三の<日常のコトバ>で表されているのです。

<この女の子、近所の子どもたちとはちがって、冬なのに桃色の、しかも洋服を着ているぞ。>
読者に「?」と思わせる、「しかしまぁなんですなぁ…のしかし」を使うことによって、作者はここで巧みに勘三の心情を描いているというわけです。

―小説を読んでみて、「?」が付く箇所、そこには必ず作者の意図や仕掛けが潜んでいます。おもしろくないですか?
     「…?…?…?」


しかしまぁなんですなぁ、
世の中、ままならぬものです。

重岡先生より

GWには…

「塾でしっかり予習が出来ていたので、学校の授業がよく分かった!」
「授業中に手を挙げることができた。もっと頑張りたい。」

生徒からの言葉。
何と嬉しいことでしょう。
教師冥利に尽きるというものです。

間もなくGWが始まります。
ほっと一息、余暇を楽しむこともいいでしょう。
でも、この「GW」が中高生にとっても、小学生にとってもたいへん重要な期間なのです。
中高生は、5月中旬から中間テストが始まります。
一度学習しているから「ダイジョウブ」なんてのはいけません。

一度学習していても人間は「忘れる」生き物です。
大切なことをこの2カ月の間学習してきました。特に、この時期の内容は今年一年使う考え方・技能をたくさん含んでいます。
これまでに学習した内容を、
もう一度「教科書」と「ノート」を使って振りかえる時間を作ってください。
テストに向けて着実に身につけていきましょう。
GWの間の取り組みが、5月以降ライバルに大きく差をつけます。

頑張れ!

高木ゼミ
スタッフ一同

非課税措置!

平成25年度の税制改正大綱が発表されました。

教育費用のメインは何と言っても、祖父母が30歳未満の孫に1人1500万円(学校以外へ支払うお金は500万円が限度)まで、大学卒業までの学費相当を一括で贈与する場合、『非課税』になることです。(相続税率は最大55%までアップするそうです!)

信託銀行などの金融機関に金銭信託すると、金融機関は教育費に用途を限り領収書提出と引き換えにお金を支払う仕組みだそうです。

国際人としての活躍を求められる時代を生きるお孫さんの教育支援を、おじいさん、おばあさんが堂々とできるようになった訳です。【中学受験の駿英会】もこれまで以上に、大きな期待に沿える授業を展開していきたく思います。

尾之内先生より

マンスリーテスト

「小野妹子(おののいもこ)は『こ』で終わるのに、女じゃないの!?」
「お寺を造ると仏教は広まるの? 盛んになるの? なぜ?」
「顕微鏡はどうして大きく見えるの? どうして逆さまなの?」

おお!不思議に思いますか!!
小学生の『なぜ?』に、私たちスタッフも新たな『なぜ?』を発見することも。

錬成コースの小学5、6年生にとって、今年最初のマンスリーテストが行われます。
小学5年生は「地理」「地学と実験器具の使い方」、小学6年生は「歴史」「植物と光の反射や屈折」を中心に、毎月出題されます。
学校ではまだ習っていない『社会』『理科』のテストです。

初めてふれる内容に『なぜ?』と思う気持ち。
その『なぜ?』は、覚えることにとって大切なことです。『なぜ?』と不思議に思うことが解決して、記憶につながっていきます。
中学生や高校生、大人になっても『なぜ?』という観点でさまざまなことに触れてほしいと思っています。


高木ゼミ
スタッフ一同

クモの巣

校舎の掃除中、ふと見上げるとクモの巣が
昨日まではなかったはずなのに…

クモはたった数時間で巣をはるそうです。

残念ながら、勉強はクモが一夜で見事な巣をはるようにはいきません。
それでも、授業のたびに一つ一つの知識をつなげ、ゆるぎない大きな形を作って欲しい。
バラバラだった世界が一つになったときの感動を味わってほしい。

生徒の帰った後の教室で、そんなことを考えていました。

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平林先生より

第32回 ガリレオ・クラブ『楽器は科学だ!』

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今日は第32回ガリレオ・クラブ『楽器は科学だ!』を開催しました。

オープニングのバイオリンでは、その音の大きさに皆ビックリ!
実験用に準備した紙切れが、弦の上で大きく踊ります。
音の姿を見る実験では、塩がジャンプして美しい模様を描いてきます。

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後半は、一人ひとりが楽器を作ります。
まず、ストローを使って『ダブルリードのトロンボーン』を作ると、初めから簡単に音が出る子、真っ赤な顔をしてがんばっても息の音しかしない子。
楽器の調整は難しい! 意外な学習です。

さらに難しい『シングルリードの笛』では、悪戦苦闘の連続です。

最後に作った『ストローハーモニカ』は、順に吹くだけで「キラキラ星」を演奏できるスグレモノです。皆、じょうずに音が出ています。
全員でバイオリンと合わせて合奏をし、楽しい時間が終わりました。


参加して頂いたみなさん、ありがとうございました。
今日紹介したもの以外にも、楽器に変身するものはまだまだいっぱいあります。身近なものの中にきれいな音を出せるものがないか、探してみてくださいね。

工夫するってとっても楽しいですね。

杉江先生より

干支

特殊出生率のグラフを用いた社会の授業中のことです。
ある生徒から「丙午の年は本当に出生率がひくいんだね」という声。
すると、当然「ヒノエウマって何?」という質問が出てきます。

私とは言えば、このとこについて話せば、必ずでてくるであろう「今年は何の年なの?」という質問には答えられないナ、と思いながらも、簡単に話しました。

 甲、乙、丙、… 十干のこと
 子、丑、寅、卯、辰、巳、午、未、… 十二支のこと
 昔の暦はこの十干と十二支を組み合わせて60年周期で表していたこと
 「丙午」の年に生まれた女の子は男を滅ぼすという迷信があって、「丙午」の年にはグラフの通り出生率が著しく低いこと…
 
ところで、私はと言えば、
十干と十二支の「組み合わせ」なんだから10×12で「120通り」じゃないのか? どうして「60通り」になるのだろう?
と、納得がいかないまま授業をしていました。

授業後に早速調べて納得。
干支は十干と十二支を「併記」し、十干は10年周期、十二支は12年周期で繰り返す、だから10と12に最小公倍数の60になるんだ、と。

私自身は「十干と十二支を組み合わせて60…」と考えて、数学的にあり得ないと思っていたのですが、
国語辞典には「十干と十二支で、60の組み合わせを作り…」とあります。
十干と十二支を組み合わせると60通りになるとはどこにも書いてありません。

正しく読み取ること、そして正しく伝えることのむずかしさを痛感しました。


ちなみに、今年2013年は癸巳(みずのとみ)年だそうです。

村上先生より

プロフィール

Author:高木のせんせい
知多市、常滑市に校舎展開をしている進学塾高木ゼミのブログです。
お越しいただきありがとうございます。

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