道
4月から小学生の錬成クラスでは、『国語力マスター』の授業がスタートします。
この取り組みは、昨年の冬期講習で行った『慣用句マスター』をさらに深め、他の内容も含めて年間講座として実施するものです。
今、その準備をいろいろ行っています。
その中で考えたことです。
『道』という漢字
私はこの漢字を、外敵の首を道に埋めて外敵の侵入を防ぐとか、道に外敵の首持ち歩いて道にはびこる怨霊を鎮める、だから「しんにゅう(しんにょう)」に「首」という字になると覚えた記憶があります。
ところが、調べてみると、
人間の「首」は食道、気管、血管などの通り道が集中している場所であるからであるとか、遠くまで人の顔がはっきり見渡せる場所であったからとか、いろいろな説があるようです。
先に書いた「おどろおどろしい」道の語源は、『道を説く』などと使う「道」とのギャップが大きく、なんとなく自分の印象に残ったのだと思います。塾の講師の「性」ではないですが、「面白い! 使えそう!!」って考えたのだと思います。
ギャップの大きさには「何か」あるかも知れないって思ったのですが……。
物事を無批判に受け入れることは慎まなければ…… と自分を戒めた次第。
村上先生より