中学受験 入試問題出題傾向!
2015年度の愛知県の中学受験者数は、昨年に比べればわずかに増えましたが、2009年から続く減少傾向に歯止めがかかったとは言えません。
減少の理由はさまざま考えられますが、2010年の【公立高校無償化】はその一因であると考えられます。
今年度の中学入試では、科目別に以下のような特徴がありました。
【国語】
・素材文の総字数が増加し、より時間との闘いになった
・文学的文章に「命」「社会」「人生観」という小学生には馴染みにくいテーマが増えた
【算数】
・パターンの暗記や繰り返しの学習だけでは対応できない問題が多い
・例年通り、高度な解法技術よりも、基本的な知識・技術を組み合わせることで解ける
【社会】
・グラフや表、写真を読み取った内容、できごとの背景、自分の考えなどを記述させる問題が
増加
・初見の資料への対応力が求められた
【理科】
・物理は「光」、化学は「気体」、生物は「人体」、地学は「天体」の問題が増加
・文章や作図による記述の設問が増加
尾之内先生より