一歩前へ!
カナダやアメリカには、Gifted(ギフティッド)を政府や州が認定し支援する制度があります。
Giftedとは、贈り物を意味するギフト(gift)が語源で、先天的に平均よりも顕著に高い能力を持っている人のことを指すそうです。(まさに、天から与えられた資質ですね)
Giftedの子供たちは、一般的な教育方法では優れた成績や才能を発揮できない傾向があり、欧米ではGifted用にそれぞれの才能を伸ばす英才教育が行なわれているそうです。
その「ギフティッド」に9歳で認定された日本人がいます。彼は12歳のとき飛び級で高校へ入学、2014年春、14歳でカナダの名門大学5校に合格という快挙を成し遂げました。彼が進学した大学はカナダで第1位にランキングされる超難関校で、しかも奨学金や研究助手もついていたそうです。(本にもなり、メディアにたくさん取り上げられたのでご存知の方も多いのでは)
彼の記事の中で、とても印象に残る事がありました。
カナダでは、自力で何かを企画してそれを人前でプレゼンテーションする能力を徹底的に磨かれる。音楽やダンスなどのオーディションに、あまり上手じゃない子でもガンガン応募し、落ちても、何度も何度もトライする。学校でも、とにかく手を挙げることが奨励されているので、先生が、「質問は?」と尋ねるとみんながどんどん手を挙げる。
カナダは【一歩前へ】という文化だから、チャレンジすることを先生も生徒も否定しない。
横並び意識が強い日本の子どもたちとのギャップに、愕然としました。
尾之内先生より