模試の返却
夏休みの最終盤に受験した小中学生の模擬試験の結果が戻ってきました。子どもたちは、一言を添えて結果を渡しています。
その際に自分に言い聞かせていることがあります。
まず、模試結果の『良かった部分』を一緒に確認すること!
塾の講師の「性」として、改善の必要性の高い部分、つまり『出来が悪かった』部分に注目してしまいます。ただ、返してもらう立場にとってみたら、
「そんなこと人に言われなくたって分かってる!」
となってしまいます。
模試の結果に不安を抱いているのは間違いないですが、期待もしているわけで、そんな時に、最初に「ここがダメ!」って指摘しても、役に立たないです、おそらく。
ですから、第一声は「○○頑張ったね!」「□□よかったよ」「☆☆がよくできていたって、××先生がほめてたよ」…
その次に、今後の課題について。
これについては、子どもたちが自分で決めたことを自分の言葉で話してほしいのですが、模試結果を見て「これからは、こう勉強をすすめる」なんてすぐに答が返ってくることはありません。
特に、中3は今までの受験勉強の適否や、場合によってはその方向修正が必要になることもありうるわけですから…。
問題提起をしたあとに、少しあけて話ができたらいいと考えています。
村上先生より