8月末です。この時期には
「読書感想文なんて、どうして書かなくちゃいけないの!」とか
「人権啓発のポスターって何をかけばいいのかわからない」などなど、
この期に及んで嘆いてもしょうがないだろって話が聞こえてくるのですが……
夏休み期間が短かった今年は一週間以上前に同じ嘆きを耳にしました。
今年も読書感想文、ポスターや標語づくりなどの「定番」宿題は出されるんですネ。
学校祭など定番の学校行事が中止となる学校が多いので、てっきり読書感想文などの夏の定番宿題も出されないのではないかと思ってたのですが…。読書感想文、手ごわいです!!
夏休みの定番宿題の中でいまだ忘れられない思い出があります――『火災予防週間』のポスター。
それは絵の得意なクラスメートのもので、火の不始末が火事につながることがパッと見てわかる構図で、クラスの皆で「これはすごい!」と感嘆する出来栄えでした。文字も、美術の時間に習った明朝のレタリングを使って『防火週間』と丁寧に書かれていました! 当時は文字見本はありませんから、新聞から1文字ずつ探してそれを見本にレタリングをしたのです!!
「出すことが第一義」というのがアリアリとわかる自分のポスター、提出するのがチョット恥ずかしく思われました。
すると、件の彼、急に自分のポスターを急に折り曲げて持ち帰ろうとするではありませんか。「何があったんだ?」「何か気に障った?」…周囲の友達は全く状況がつかめません。
本人は「うるさい。見るな、これは失敗だから書き直す!」しまい込んで、結局その日は出さずじまいでした。
なんでだろう?――その時は気づきませんでしたが、書き直したポスターを見て分かりました。
漢字が間違ってました、『防』ではなく『放』に!
あまりの文字のすばらしさに誰も気づかなかったのです。『放火週間』になってたことを。
なお、書き直した彼の作品がクラスの代表となりました。
教訓 ちょっと「離して」、つまり思い込みを『放して』見直す姿勢が大切です
村上先生より
自宅の近くに、あまり大きくない公園があります。
外周が歩道として整備されているうえ、大きな樹が植えられており、日陰も多いので絶好の散歩コース。
ダイエットのため、毎日そこを歩くようにしていました。
ある日の午後、いつものように散歩をしていたら……
カメムシの行進!
1本の木に十数匹が群がり、上へ上へとモゾモゾ、モゾモゾ
気持ち悪~い、そのうえクサ~い
蜘蛛の巣トラップ!
木の間でもない道の真ん中で顔にベチャー
しかも、小さい蜘蛛のオマケつき(←いらない)
アシナガバチの会議!
百匹はくだらない数の群れが、進行方向でブンブンとお話し中
近づけな~い、通れな~い、帰れな~い
蝶の突撃!
引き返そうと思って振り返ったら、顔の前でバサバサッ
びっくりした拍子に、コンタクトレンズがポロッと……
こわっ!!しばらく公園には近付きたくありません。
そんなにダイエットさせたくないのか?
もっと太らせて、私の樹液(?)でも吸うつもりなのか??
虫たちの猛攻に、恐れおののいた炎天下でした。
最近あるニュースを耳にしました。
『蚊は気温が30℃を超えると動きが鈍くなり、ほとんど活動しなくなる』らしいのです。
蚊に刺されやすい体質の私には、とても嬉しいニュースです。
言われてみれば今年は蚊を見かけません。最近の暑さを考えればそれも納得ですね。
(夜中には出やすい地域もあるようです。注意は必要のようです。)
このまま夏が終わってしまえ!と実は思っています。(笑)
暑くて大変な時もあるけど、
蚊は少ないし、アイスもおいしいし、案外いいこともありますね!(笑)
ちょっぴりポジティブな気持ちになったので、皆さんにもお裾分けです。(^^)/
沖津先生より
コロナ禍の夏期講習は、エアコンをかけ窓を開けて換気をしながらの特別な授業
駿英会の夏期講習も終盤を迎えました。
『ああでもない、こうでもない』と
それぞれが、集中して問題に取り組みます。
夏休み前と比べ、解くスピードが…
明らかに速くなっている
生徒たちの成長を感じる、頼もしい毎日です。
世界最高峰といえば、中国とネパールの国境にある、
「エベレスト」?
「チョモランマ」?
「エベレスト」は、初登頂したイギリス隊が、インド測量局長官ジョージ・エベレストにちなんでこの名を付けたとされています。
一方「チョモランマ」、これは中国での呼び名(チベット語)で、「大地の母神」という意味らしい。
この「世界最高峰」、名前だけでなく、どうやら「高さ」も定まっていないようです。
地殻変動や測量の誤差によって「標高は変わる」んだとか。
・1953年: イギリスの登山隊が初登頂
・1954年: インド政府が山頂付近から標高を測量_8848m
・1975年: 中国の登山隊が頂上で標高を測量_8848.13m
・1999年: アメリカの全米地理学協会が全地球測位システム(GPS)で測量_8850m
・2005年: 中国が山頂で測量_8844m
今年5月に中国の登山隊が登頂し、最新の技術で得た数値をもとに、現在、高さを再測定しているとのこと。
ところがこの測定数値が採用されるかどうかは、
「世界がその数値を認知するかどうか」(朝日新聞)
にかかっているんだとか。
「世界」ってなに?
コロナで塾に来られるようになったヨ
ある生徒からの連絡ですが、前後関係がなければ『何のこと?』って話です。
よくよく聞いてみると、「(コロナで)帰省予定がなくなり、塾の授業に参加できるようになった」ということでした。
この言葉足らずの言葉、「いかにも残念!」って気持ちが十分に伝わります。
その生徒に、お盆の時の話を聞いてみると、「家の前で火を焚いて『カンカン』って鳴らす」ということでした。送り火や迎え火を焚かれているってことですね。
お盆にお先祖様をお祭りすることに感心しました。
お盆のお飾りについても尋ねてみました。
曰く、「先祖様を迎えるときには『胡瓜の馬』で、送る時には『茄子の牛』」だと。理由を含めて教えてくれました。
お迎えのときは早く来てほしいので「馬」で、送りはゆっくり帰ってほしいので「牛」なんだと…
私が幼いころ教えてもらったのと同じことを話してくれました。彼もおじいちゃんやおばあちゃんから聞いたんでしょう。
今でも同じように教わるんだと思うと、ちょっと嬉しい気持ちになりました。
今年はいつもとは違う「お盆」になるのかもしれません。
ただ、長年にわたって引き継がれている様々な伝統がコロナによって途絶えることが無いように願います。
村上先生より
8/6(木)、ヒロシマ原爆の日。
戦争の惨禍を後世に残そうと、関連するニュースがトップにずらり。
写真入りのニュースを見るたび、心が痛みます。
その中に紛れ、訃報が一つ。
英文学者でお茶の水女子大名誉教授の外山滋比古(とやま・しげひこ)先生が亡くなりました。愛知県出身の大先輩です。
心よりご冥福をお祈りいたします。
まさにその日、外山先生の著書「思考の整理学」を題材にした論説文読解を、中1の授業で行う予定でした。
授業前、詰めの確認をしていた時にニュースを見て、大変驚きました。
個人の感想ですが、外山先生の著書はどれも読みやすく、面白く、大変勉強になるものばかりです。
中高生の皆さんにも、ぜひ読んで頂きたい。
生きるうえでの大切なヒントを得られるはず。
そのお話は、中1の子たちにも伝わってくれた様子。
「明日、図書館に行ってこよー。」の声が。嬉しいな。
ためになる本は、こうやって後世に繋がれていくのかな。
p.s.
今年は、夏の宿題で読書感想文がない学校が多いようで……残念。
良い題材になる本がたくさんあるのになぁ。
東海が梅雨明けして、一週間ほどが経ちました。
夏本番の“暑い”日が続いています。
今年はマスクをつけて過ごす夏になってしまいました。
例年よりもさらに気温が高いように感じますね。
実際マスクを着けていることで体感温度が上がり、熱中症のリスクが高まるそうなので気を付けましょう。
無理する必要は全くないので、授業中でも体調が悪ければすぐに申し出てください。
かくいう先生も、マスクを着けての授業は正直大変です!(笑)
授業で一生懸命喋ると、すぐに汗だくになってしまいます。(^^;)
マスクを着けていると息苦しいですが、近くに人がいるときは外さないでくださいね。
皆さんが幸せに生活していくための先生からのお願いです。
まだまだ暑くなりそうですが、お互い元気にこの夏を乗り越えましょう‼
沖津先生より
「新型コロナ探知犬の実験」
犬を使い、人間の体内に潜む新型コロナウイルスをその発症前に探知する可能性を探る
のだそうです。
この実験に参加する犬はラブラドールレトリバーとコッカースパニエルの雑種6頭。
「スーパーシックス」
と呼ばれているらしい。
5月15日のイギリス政府の発表を読んで、
「あ~あ、アベンジャーズみたいなこと言ってるけど……勝手なものだな」
と思ったものです(今でもそう思っていますし、ニンゲンが勝手なものであることは仕方ないとも思っています)。
さてさて、それから2カ月経った7月23日のこと。
南米チリの警察が、新型コロナウイルス感染者の匂いを嗅ぎ分ける探知犬の訓練を9月半ばまでに完了する予定だとCNNのニュースで知りました。
新型コロナウイルスそのものに匂いはないが、この探知犬は、感染者の匂いが分かるのだそうです。
大勢人が集まる場所にこの「探知犬」を配備する。
すると、感染の可能性が高い人を探知した犬は、その人の横に座る。
で……?
「その人」を、警察はどうするのでしょう?
犬は新型コロナウイルスに感染しないの?
感染しても人間のような症状は出ない?
犬から人へ感染しない?
猫は?
ハムスターは?
インコは?
8月3日、日本国内で初めて、ペットとして飼われている犬が新型コロナウイルスに感染したことが発表されました。
駿英会の夏期講習も、2週間経過しました。
昼の12時30分に授業が始まると
『ああでもない、こうでもない』と
それぞれが、集中して問題に取り組みます。
受験生である小6生にとって夏は正念場です。
夏期講習も折り返し
6年生諸君、酷暑に負けず、1日1日を大事にしよう!
この夏、一人ひとりが大きく飛躍してくれることを願ってやみません。