雪の日
子どもの、「駅まで乗っけてってほしい」とのリクエストで往復しましたが、いつもなら30分かかることはないのに、1時間では帰ってこられませんでした。
行き帰りの道中、いろんなものを見ました。
車が横転して放置されています(直線の道路でした、一体どんな運転をしたんだろう…?)
高校生が自転車で滑って、思いっきり背中から転んでいます。
(オフロード仕様の自転車で過信したんでしょうか? とても痛そうです)
下り坂を慎重におりていた時です。対向車線を車がヨロヨロとのぼっています…っと、どんどん遅くなっていきで全く動かなくなってしまいました。
(これは厳しいんじゃないかな? 後ろの車、可哀そうに…)
自転車で学校にいくんだけれど、それが何か?
いつも通勤で通ってる道、問題ないよね…
みな、普段と変わらないって思ったんだよね。
自分自身もそうだけれど、痛い目に合わないとわかんないってことかな…
そんなことを考えていた時です。
坂で止まってしまった車の3台後にいた「高級外車」から人がおりてきました。
これはどうなるんだろう…って思っていると、
降りてきたその人、動けなくなった車を後ろから押し始めたんです。
自分が通勤に遅れるのが嫌だったのでしょうか、それとも見るに見かねて…てことでしょうか、分かりません。
ただ、雪の中を普段にはない緊張の中で運転しているときに、ちょっと気持ちが晴れた場面でした。
(その高級外車は、しっかりとチェーンを巻いていました)
村上先生より