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こころとことば

THE BLUE HEARTSの『情熱の薔薇』にこんな歌詞があります:
永遠なのか 本当か
時の流れは 続くのか
いつまで経っても変わらない
そんなもの あるだろうか
見てきたものや 聞いたこと
今まで覚えた全部 デタラメだったら面白い
そんな気持ちわかるでしょ
答えはきっと奥の方
こころのずっと奥の方
涙はそこから やってくる
こころのずっと奥の方


大人は、「答えのない問題に対応」するためだとか、「予見困難な時代」に「新たな価値を創造する力」を育むためだとかいう大義名分で、あなたにいろいろなことを覚えさせたり、考えさせたりするでしょう。
でも、大切なのは、あなたの「こころ」です。

ただし、「こころ」は未完成のパズルみたいで、ごちゃごちゃ。
勉強が大切なのはわかるけど、自分は他人より頭悪いし、それに部活もしたい、友達も大切だ…… ああ、どうすればいいんだ!全然スッキリしない!

そのために「ことば」があるのだと、そう思います。「ことば」をたくさん知っていると、「ことば」が「ごちゃごちゃなこころ」に、ひとつ、またひとつと、仕切りをつけ、整理してくれる。
「勉強」っていっても、「数学」なの?「英語」なの?「頭悪い」って、「テストの点数」のこと?「勉強」の目的はなに?次の定期試験で高得点を取ること?「高得点」を取るためには、前回のテストで一番勉強時間が少なかった科目の勉強時間を多くしてみたら?……

でも、気を付けなければならないのは、そうした「ことば」は、私たちを「型にはめてしまいがち」です。「勉強」という一言で「答えが出た」と思い込んでしまうようになる。練習ばかりさせられて、ようやく「公式」を覚えた。するとすべてをその「公式」にあてはめてみようとする。「公式=正解」だと思い込んでしまうのと似ています。「『知』は我々を隷属させる。」(ジョルジュ・バタイユ)

最初は「勉強」の一言で片が付いたと思えたとしても、時間とともに「こころ」はモヤモヤしてくることでしょう。でも大丈夫。「公式」と違って、「ことば」は無限にあります。
日本語だけでなく、外国のことばだってある。日本語だって、地域によって、年齢層によって、時代によって、ことばは無限です。
自分の「こころ」にうまくはまる「ことばのピース」をたくさん探してください。ごちゃごちゃしてきたら、新しい「ことば」を探せばいい。
そのためには、国語の授業や新聞だけが大切なんじゃない。SNS上の「ことば」だって、町の看板の「ことば」だって、道端に落ちてるプラスチック包装容器にボタニカルインクで印刷された「ことば」だって、電車の中のおばちゃんたちの「ことば」だって、すべて「こころのピース」になるはずです。
プロフィール

Author:高木のせんせい
知多市、常滑市に校舎展開をしている進学塾高木ゼミのブログです。
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