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氷の上のルンペルシュティルツヒェン

――『×××』という参考書を使ってイディオムを再確認すること。その際に例文を読み込むべし。SVOCの区別、意味対応をしっかり確認すること。
―― センター試験の過去問を▲▲▲の順序で解く。なお時間設定は絶対。
―― 現代文は○○○○が書いた短い評論を探し、△△△△方法で4回読む。
―― 『□□□□』とセンター過去問から「対数」と「二次不等式」の問題をピックアップする。

模試の結果や参考書、あるいはノートとニラメッコしながら、毎日、受験生にいくつかの提案をしています。彼らの表情がやわらいだのを見ると、こちらもホッと……ほんの少しですが……します。
ほんの少し……?

『ルンペルシュティルツヒェン』、グリム童話です。藁を金に変えることのできる(悪い)小人が、「名前」を言い当てられ、自分で自分を引き裂いて消えてしまう。日本にも、「大工と鬼六」という同じようなお話があります。不可思議な力をもつ存在(多くは悪魔や小人)の「名前」を知ること、それはすなわちその「もの」を支配することだ。こうした考えは、洋の東西を問わず古くから伝えられています。

現状を分析し、明確な対処法を提案する。これこそまさに受験生にとっての「悪魔の名前」だといえるでしょう。

とは言え、そう簡単に片付くのでしょうか。
もちろん、彼らがその意地悪な小人を支配してくれれば、それに越したことはないのです。
そうは言ってもしかし……

例えば「二次不等式」と言ったとき、そこから「非二次不等式」は排除されてしまっているわけで、かといって「二次関数」「一次関数」「等式」「不等式」「連立方程式」といった「非二次不等式」を知らなくてよいか、といえば決してソンナワケハナイワケです。
「分詞構文」と言ったところで、それは海面に突き出した氷山の一角にすぎず、水中には、名指されなかった「分詞」・「不定詞」・「動詞」・「名詞」・「形容詞」・「副詞」………といった無限の塊が隠れているのです。

ひとつひとつ単元名を挙げると安心する。しかしそれは、なんとなく片付いた気になっているだけのこと。
受験生に残された時間はわずかですから、そんな対症療法も仕方ないと言えば仕方ないのですが……

重岡先生より
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Author:高木のせんせい
知多市、常滑市に校舎展開をしている進学塾高木ゼミのブログです。
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